ニックネーム

今週のお題「名前をつける」

私は大学生になるまでに、友達から様々なニックネームをつけてもらいました。

毎年、何かしら新しいニックネームをつけられています。

クラス替えなど新しい環境になるたびに、「今まで○○って呼ばれてたから、皆も呼んでね!」と呼びかければ、こんな事にはならない気もするのですが、私はあえてそれをしていません。

私にとって、ニックネームは「思い出」そのものです。

たとえば、ある名前で呼ばれると、小学校時代を思い出します。

ドッジボールをすると、必ず名前を大声で叫ばれてたなあ、なんて懐かしい気持ちになったり。

また別の名前で呼ばれると、中学校時代を思い出します。

この名前をつけてくれた友達は、今どこで何をしているのかなあ、と気になってみたり。

またまた別のニックネームで呼ばれると、高校時代に戻りたくなります。

好きな人に何度も自分の名前を呼ばれて嬉しかったよなあ、と甘酸っぱい初恋を昨日の事のように感じたり。

そしてこの春、私は大学生になり、新しく名前をつけてもらいました。

最近になって、ようやく愛着がわいてきました。


このように改めて振り返ってみると、ニックネームの歴史そのものが、自分の学生時代の思い出であるような気がしますね。

これからも、自分の名前を大切にしたいです。