現状
私は去年、浪人していました。
去年の今頃、「大学に入ったら勉強から解放される!」や「好きなことばかりできる!」という意気込みで、ひたすら勉強に励んでいました。
ところが、実際に大学生になった今、去年の私が思い描いていた大学生活は送れてはいません。
私は、大きな誤解をしていたようです。
誤解その①
勉強から解放なんかされないです。
私は理系ですので、数学や物理など受験期に手こずった教科なんかも、大学で勉強しなければなりません。
正直、高校生の時みたいに「テスト前に知識を詰め込む」という勉強スタイルでは、今後やっていけそうにありません。
週終わりにでも復習しておかなければ、次の講義の内容が理解できません。
これを繰り返すと、その科目の内容がわからなくなり、勉強のやる気もなくなるでしょう。
…負の連鎖が続くと、おそらく単位を落とすでしょうね。
理系の道を選んだ以上、勉強からは逃れられないと考えた方がよさそうです。
まあ好きで理系を選んでいるので、それなりに毎日の講義や課題を楽しんでいますが…。
「大学生=暇」は大嘘です。
少なくとも、理系の場合は。
去年の私は、なんと無知だったのだろうか。
誤解その②
「大学では、自分が興味のあるかつ好きな教科の勉強ばかりできるし、楽しいだろうなあ。」と思ってましたが、間違っていました。
一回生の間は、一般教養の科目が多かったり、専門外の科目が選択必修だったり…と、全ての講義が面白いと感じる訳ではありません。
例えば、私は地域産業に関する一般教養の科目を履修しているのですが…授業中、本当に眠いです。
興味を持つことができないのです。
生物学を勉強するのに、産業を知って何になるのか?と私は問いたいですね。
私の専門は生物なのですが、肝心の生物学の授業は週2コマです。
正直、これではもの足らないです。
やっぱりこのあたりの事も、今までのイメージと違うなあ…と思いました。
がっかりしたことも多いですが、これからも自分なりに大学生活を楽しむ方法を模索していこうと思います。